「婚約指輪、いらないって言ったんですけど…」
ショップに来てくださるカップルの中に、そう話してくれる方が一定数います。彼女がそう言っていた、彼氏にそう伝えた、でも彼が「せっかくだから見るだけでも」と連れてきてくれた——そんな経緯でいらっしゃるケースです。
そういうカップルと話していると、「いらない」の裏にあるいろんな気持ちが見えてきます。今日は現場で見てきた本音をお伝えします。
「いらない」と言う理由、実はこの4つが多い
接客の中でよく聞く理由をまとめると、こんな感じです。
① 使わないから 普段アクセサリーをつけない方や、仕事柄つけられない方に多い理由です。
② 自分には似合わないから 「派手なものは柄じゃない」「華奢なリングは自分に合わない気がして」という方もいます。
③ 派手すぎる 大きなダイヤのイメージが強くて、「自分には過剰かな」と感じている方。
④ 出番がない 「結婚指輪は毎日つけるけど、婚約指輪って結局どこにつけていくの?」という疑問から。
どれも、正直な気持ちだと思います。
でも、「いらない」の本音はもう一つある
ここからは少し踏み込んだ話です。
実は、「いらない」と言っている彼女の中には、お金のことを気にして遠慮している方も少なくありません。 彼氏に負担をかけたくない、高価なものを贈ってもらうのが申し訳ない——そういう気持ちから「いらない」と言っている場合があります。
なので私はよく、「試しにつけてみましょう」とお話ししながら、女性のお客様に実際に指輪をつけてもらいます。
するとほぼほぼみなさま、笑顔になるんです。
それを隣で見ていた男性のお客様が、「じゃあ贈りたいな。選びなよ」と言う。そういう場面を、何度も見てきました。
2人で話し合える時間と空間があることで、お互いの本当の気持ちがわかる。 それが婚約指輪を選ぶ時間の、一番大切なことだと私は思っています。
婚約指輪をもらわなかった人、後悔している?
「後悔した」という話は、正直なところ私は直接聞いたことがありません。
ただ、婚約指輪には**「このタイミングでしか選ばないもの」という特別さがあります。** 一粒石(ソリテール)のリングは、婚約のこの時期にしかなかなか手に取らないデザインです。
後で「あの時選んでおけばよかった」と思う場面があるとしたら、何年も経って写真を見返したとき、あるいは子どもや友人から婚約指輪の話題が出たときかもしれません。後悔というより、「あってもよかったな」という気持ちになることはあるかもしれない。
婚約指輪なしのカップル、増えている?
増えていると感じます。価値観の多様化や、結婚にかかる費用全体を見直す動きの中で、「婚約指輪は省く」という選択をするカップルも多くなりました。
それは全然ありだと思います。
ただ、その中でも婚約指輪からきちんと用意されるカップルは、やっぱり素敵だなと現場で見ていて感じます。指輪を選ぶ時間そのものが、2人の大切な記念になっているから。
「いらない」と彼女に言われた彼氏へ
彼女が「いらない」と言っていても、一度だけ「見るだけでも行ってみよう」と誘ってみてください。
試着してみると、気持ちが変わることがあります。そしてつけた瞬間の彼女の笑顔は、きっと一生忘れないと思います。
来店予約は無料ですし、買わなくても全然OK。まずは2人で話せる場所に行ってみることが、一番の第一歩です。
「使わないから」「似合わないから」という方へ
最近の婚約指輪は、日常使いしやすいデザインがとても増えています。
大きな一粒石だけでなく、小ぶりで普段使いしやすいもの、シンプルで主張しすぎないもの、重ね付けを楽しめるデザインなど。「派手なのは苦手」という方でも、自分のライフスタイルに合った一本が見つかる可能性は十分あります。
「似合わないかも」と思っている方こそ、一度試着してみてほしいと思っています。
まとめ
- 「いらない」と言う理由の裏には、遠慮や気遣いが隠れていることも多い
- 試着してみると気持ちが変わるケースはよくある
- 後悔したという声は少ないが、「あってもよかった」と感じる場面はあるかもしれない
- 婚約指輪なしのカップルは増えているが、選ぶ時間は2人の大切な記念になる
- 日常使いしやすいデザインも増えているので、一度見に行くだけでも価値がある