ブライダルプランナーをしていたとき、カップルのみなさんから必ずといっていいほど聞かれた質問があります。

「式場って、何社くらい見に行けばいいんですか?」

答えから言います。最低3社、理想は4〜5社です。


「1〜2社で決めた」カップルのその後

現場で見てきた正直な話をします。

式場選びを1〜2社で終わらせたカップルの中には、契約後に「他も見ておけばよかった」と言う方が少なくありませんでした。理由はシンプルで、比較対象がないと、自分たちの好みがわからないからです。

1軒目のフェアは、正直なところ「圧倒される」ことの方が多いです。きれいな会場、おいしい試食、丁寧な接客——はじめて見れば感動するのは当然です。でもそれが「ここが一番」なのか「どこもこのくらい」なのかは、複数見ないとわかりません。


3社以上が必要な理由

①「自分たちの好み」が見えてくる

チャペル系、ゲストハウス系、ホテル系——同じ「結婚式場」でも雰囲気はまったく違います。言葉で「アットホームな雰囲気がいい」と思っていても、実際に見てみると「やっぱり格式のあるホテルが好きだった」と気づくカップルを何組も見てきました。

好みは、見ることで初めてわかります。

②見積もりの「相場感」がつかめる

1社だけの見積もりを見ても、それが高いのか安いのかわかりません。3〜4社の見積もりを並べると、同じ条件でも100〜200万円以上の差が出ることも普通にあります。相場を知ることで、交渉の余地も見えてきます。

③担当プランナーの質を比べられる

式場選びは、「場所」だけでなく「担当者との相性」も大事です。複数のフェアを経験することで、「この人に任せたい」という感覚が自然と育ってきます。


何社以上は逆効果

5〜6社を超えると、今度は「情報過多」になります。

見た式場の特徴がごちゃごちゃになり、何が良くて何が惜しかったのかの判断が難しくなります。また、各社から電話やメールのフォローが入り始めるので、管理が大変になることも。

「3〜5社」がベストゾーンです。気に入った候補が早めに絞れれば、4社でも十分です。


効率よく回るためのポイント

1日に2社までにしてください。1日に3社以上は、疲れて後半の印象が薄くなります。

メモを取ること。フェア中は感動しますが、翌日には細かいことを忘れています。気になった点・良かった点・不安な点をその場でメモしておく習慣をつけると、後の比較がしやすくなります。

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まとめ

  • ブライダルフェアは最低3社、理想は4〜5社
  • 1〜2社で決めると比較対象がなく後悔しやすい
  • 6社以上は情報過多になり逆効果
  • 1日2社まで、メモを取りながら回るのがコツ

「たくさん見て疲れるよりも、さっさと決めたい」という気持ちはわかります。でも、一生に一度の結婚式。3社だけでいいので、ぜひ見比べてみてください。その3社で、きっと答えが出るはずです。