「結婚式って、実際いくらかかるんですか?」

この質問には正直に答えます。「相場」はあてにしすぎない方がいいです。

よく言われる「平均300万円」という数字は、引出物・衣装・写真・映像・ペーパーアイテムなど、すべてを含んだ金額です。でも式場の最初の見積もりにはこれらが含まれていないことがほとんどです。


2026年の結婚式費用 リアルな内訳

式場が出す最初の見積もり(いわゆる「基本プラン」)

項目 金額目安
挙式料 10〜30万円
披露宴会場費 20〜50万円
料理・飲み物(ゲスト1人あたり) 15,000〜30,000円
引出物(ゲスト1人あたり) 3,000〜8,000円

ゲスト60名の場合、この時点で150〜250万円前後になることが多いです。

見積もりに含まれていないことが多い費用

ここが重要です。プランナー時代に何度も「こんなにかかると思わなかった」と言われたのがこのゾーンです。

項目 金額目安
衣装(ドレス・タキシード・和装) 30〜80万円
ヘアメイク・着付け 5〜15万円
写真撮影 15〜40万円
映像(エンドロールなど) 10〜25万円
装花(追加分) 10〜30万円
ペーパーアイテム(招待状など) 3〜10万円
司会者 5〜15万円(外注の場合)
交通費・宿泊費(遠方ゲスト) 変動大
二次会費用 10〜30万円

これらを合計すると、さらに100〜200万円以上追加になることが普通です。


【現場の計算式】ゲスト1人あたり5万円で考える

平均額を見てもピンとこない、という方に。現場で使っていたざっくりした目安の出し方をお伝えします。

ゲスト人数 × 5万円

これで総額のおおよそが出ます。関西圏での体感ですが、

  • 50名 → 約250万円
  • 60名 → 約300万円
  • 80名 → 約400万円

料理・飲み物・引出物といった「人数に比例する費用」が総額の大部分を占めるので、この計算が意外と当たります。まず招待人数を決めれば、予算の全体像が見えるということです。

ただし、会場のタイプで大きく変わります

上の目安は、あくまで一般的な会場での話です。会場のグレードによっては、同じ人数でもぐっと上がります。

  • 格式あるホテル・ハイクラスの会場 … 料理やサービスのグレードが高く、1人あたりの単価が上がりやすい
  • ゲストハウス(一軒貸切タイプ) … 会場を貸し切る分、装飾や演出にこだわりやすく、総額が伸びやすい
  • レストランウェディング・少人数向けの会場 … 比較的抑えやすい傾向

「人数×5万円」で全体像をつかんだうえで、憧れの会場のタイプによっては、そこから大きく上がることもある——そう思っておくと、見積もりを見たときのギャップが小さくて済みます。


「平均300万円」の正体

結婚式の費用が「平均300万円」と言われるのは、上記のすべてを合計した数字です。実際、リクルートブライダル総研の調査(結婚マーケット調査2025)でも、挙式と披露宴の両方を実施した人の平均総額は約300万円、最も多い価格帯は300〜350万円となっています。

ただし地域差はかなり大きいです。別の調査では首都圏の平均が370万円台、地方では220万円台という結果も出ています。全国平均より、お住まいの地域の相場を基準に考える方が現実的です。

なお、ゲストが多い・衣装にこだわる・フォトウェディングも行うなどの場合は、そこからさらに上がります。

一方、ゲストを絞った少人数婚や、シンプルな構成を選べば150〜200万円台に抑えることも十分可能です。


費用を抑える3つの方法

①ハナユメ割・ゼクシィ割などの割引を使う

式場予約サイト経由でフェアに参加すると、独自の割引が適用されることがあります。ハナユメの「ハナユメ割」は利用者の70%以上が50万円以上の割引を受けているという実績があります。

ここで大事な注意点をひとつ。こうした割引は「そのサイト経由で予約した人だけ」が対象です。直接式場に問い合わせて見学してしまうと、あとから「ハナユメ割を使いたい」と言っても適用されないことがあります。

数十万円単位で変わることもあるので、式場見学に行く前に必ずチェックしてください。

どちらを使うかは、割引の大きさで選ぶならハナユメ、掲載式場数の多さで選ぶならゼクシィが目安です。両方見比べても費用はかかりません。

→ ハナユメで式場を探す

→ ゼクシィで式場を探す

ハナユメとゼクシィの違いを比較した記事を読む

②持ち込みOKの式場を選ぶ

衣装・カメラマン・ケーキなどを外部から持ち込める式場を選ぶと、費用を大きく抑えられます。ただし「持込料」が発生する場合もあるので、見学時に必ず確認してください。

③「繁忙期を外す・平日にする」

3月・6月・11月・12月の週末は式場の繁忙期で、料金が高くなる傾向があります。オフシーズンや平日に設定することで、同じ式場でも大幅に割引されることがあります。


【番外編】「そもそも払えない」と諦めかけている方へ

ここまでは「式場に払う金額を下げる」方法でしたが、もうひとつ、**「手元から出ていくお金を減らす」**という考え方があります。

結婚式の費用は、当日いただくご祝儀である程度まかなえます。この仕組みを前提に組み立てて、自己負担0円を目指すプランを提供しているのがスマ婚です。

プランナーとして現場にいた8年間、「貯金が足りないので結婚式は諦めます」と言うカップルを何組も見送ってきました。正直に言うと、そのたびにもったいないと思っていました。やらないと決める前に、一度試算だけしてもらう価値はあります。

ただし、自己負担が本当に0円になるかはゲストの人数や構成によって変わります。 「誰でも必ず0円」ではないので、そこは無料カウンセリングで自分たちの場合の具体的な数字を出してもらってください。相談だけなら費用はかかりません。

自己負担0円プランで試算してみる【スマ婚】


見積もりを比較するときの注意点

同じ条件でも、見積もりの「含まれるもの」が式場によって違います。

見積もりを比べるときは、**「同じ構成で揃えた場合の合計金額」**で比較してください。A式場の見積もりが安く見えても、装花や映像が含まれていないだけというケースがよくあります。

なお、「見積もりを比べるのが大変」「見学当日に即決を迫られるのが不安」という方には、トキハナという選択肢もあります。式場との独自契約で、**即決しなくても割引や特典が最大限適用される「最低価格保証」**の仕組みがあるので、焦らずじっくり比較したい方に向いています。(見学当日の断り方はこちらの記事にまとめています)


まとめ

  • 挙式+披露宴の費用は全国平均で約300万円(結婚マーケット調査2025)。ただし地域差が大きい
  • ざっくり出すなら**「ゲスト人数 × 5万円」**。会場のグレードによってはさらに上がる
  • 最初の見積もりは「最小構成」であることがほとんど
  • 衣装・写真・映像で追加100〜200万円は想定内
  • ハナユメ割などの割引制度・持ち込みOK式場・オフシーズンで節約可能
  • 見積もりは「同じ構成」で比べることが重要
  • 貯金が足りなくても、ご祝儀を前提に自己負担を抑える方法がある。諦める前に試算を

結婚式の費用は「いくらかかるか」より「何にいくら使いたいか」で考える方が納得感が高くなります。まず優先順位を決めてから、式場選びを始めてみてください。

(今月の式場見学キャンペーンはこちらの記事にまとめています。見学前にチェックすると、もらえる特典を逃さずに済みますよ)